萩の地酒「今月の一本」2025年2月

梅のつぼみのふくらみに、寒さの中にも春の兆しを感じられる季節になりました。
二月の異称は「如月」。「きさらぎ」と読む他に、「じょげつ」とも読むそうです。

如月の語源は、中国最古の辞書『爾雅(じが)』の「二月を如(じょ)となす」という記述に由来するそうですが、「如となす」とは、万物が神意に従うように現れ出ることの意。
自然がいきいきと動き出すという意味があるそうです。

2月といえば、萩では笠山椿群生林の椿の花や、萩往還梅林園の梅の花も見ごろを迎える時期。
花咲く季節、春がもうすぐやってきますね。

地理的表示「GI萩」にも指定されている、萩の日本酒。
シリーズ・萩の地酒「今月の一本」では、道の駅萩往還より毎月おすすめの萩の地酒をご紹介していきます。

海の幸や山の幸が豊かな萩の地酒は、地元産の新鮮な食材を使った繊細な料理の味を活かす、まろやかな旨みを有したものが多いのが特徴です。
四季のある国・日本に生まれたお酒だからこそ、そして食事と一緒に楽しむお酒であるからこそ、日本酒にも季節ならではの味わいや楽しみ方があります。

それでは早速ご紹介しましょう!2025年2月の一本は・・・

中村酒造 宝船 純米大吟醸「しろうおの里」

早春の風物詩 萩伝統の「しろうお漁」
宝船の銘柄に 豊漁への願いを込めて…

萩市・阿武川の下流域では春になると、伝統の「しろうお漁」が盛んに行われます。

しろうお漁が行われる姥倉運河のすぐ側に位置する中村酒造。
代表銘柄は「宝船」には、大量のしろうおを載せて帰ってきた船を人々が喜ぶ情景に思いを馳せ、幸せや繁栄を願う気持ちが込められています。

山口県萩産山田錦を100%使用し醸した、中村酒造・宝船の最高級純米大吟醸「しろうおの里」は、フルーティーできめ細やかな味わいの、たいへん飲みやすいお酒です。
この季節ならではの贈り物やお土産にも。

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【GI萩指定銘柄/萩ギフト】中村酒造/宝船 純米大吟醸「しろうおの里」 720ml 
【GI萩指定銘柄】中村酒造/宝船 純米大吟醸「しろうおの里」 300ml

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