Flowering 2026

2026年4月25日(土)

ゴールデンウィークを目前に控えた今日この頃、今か今かと待ち遠しいのは夏みかんの花の開花です。突き抜けるような青空と初夏の風に花の香りを感じるような気がして、そろそろ咲いていないかなと平安古の「かんきつ公園」を訪れると…夏みかんの花、咲いていました!

萩市内のいろいろな場所で見られる夏みかんの木。
黄色い果実をたわわに実らせながら、枝先には白く可憐なつぼみがたくさんついています。これから花の開花とともに町じゅうがその香りに包まれます。

昨年の果実をつけたまま次の実をつけることから、萩では「代々(だいだい)」とも呼ばれる夏みかん。みかんの畑は一般的に、日当たりの良い南向きの傾斜地に多いもの。平地の町の中、屋敷の庭に夏みかんが植えられている萩城下町の風景は、まさにこの町の歴史とともにある風景です。

新緑の風とともにふわっと感じるその馥郁たる花の香りは、思わず深呼吸したくなるほど。
ぜひ一度、体感していただきたい季節です。

夏みかん 150th Anniversary

2026年は萩で夏みかんの経済栽培が開始されて150周年の節目の年となるそうです。

萩での夏みかん栽培の起こりは明治初期。士族の生活を助けるため、小幡高政という人が屋敷の中に夏みかんを植えることを奨励したことから始まり、その後一時はこの町の一大産業となりました。

かんきつ公園には、小幡高政が残した「橙園之記」という石碑があります。石碑ってあんまりじっくり見ることもないかと思いますが、この石碑にはちょっと面白い記述があるんです。

解説を見てみると、『人々は、私(小幡高政)が夏みかんを栽培するのを疑いの目で見たり、嘲笑ったりしました。しかし、今日、夏みかんの栽培が盛んになるにつれ、そのような人々も、少しの空き地があれば、夏みかんを栽培するようになりました。』とあります。

明治の混沌の世の中、この萩の地で、率先して「新しいことを」始めた小幡高政。事業を始め、軌道に乗せるまでには様々な困難があったことでしょう。

嘲笑がやがて羨望に、そして模倣に変わる。いつの時代も、この「手のひら返し」まで含めて一つのパッケージなのだと石碑にまで刻んだその思いの強さを想像しながら、いつの時代も変わらない人間らしい行動が興味深く思えてきたりする。そんな石碑「橙園之記」です。

ゴールデンウィークは「萩焼まつり」をはじめ、萩でも様々なイベントが予定されています。
とっておきの季節をぜひお楽しみください。

道の駅萩往還は皆様のお越しをお待ちしています。

*道の駅萩往還*
萩市大字椿字鹿背ヶ坂1258番地
営業時間 9:00-18:00 年中無休
TEL 0838-22-9889

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