会長の手紙 2026年9月
道の駅萩往還を運営する一般社団法人萩物産協会の会員(正会員・準会員)の皆様に、毎月の精算書と一緒にお届けしているお手紙は、ユーモアあふれる日常の話題から萩全体の課題への真面目な考察まで、毎月ジャンルを問わない多岐にわたる話題で隠れファンもたくさんいるとかいないとか。
会員皆様宛の手紙とは別に、毎月の給与明細とともに道の駅萩往還のスタッフ全員に渡している手紙もあります。そんな会長・篠原からの手紙を道の駅萩往還&萩物産協会の記録として未来に残すため、公式ホームページでシリーズとして毎月掲載いたします。ぜひご一読ください。
※「会長の手紙」における発言内容は、会長・篠原の個人的な意見です。
※表現の一部に不適切な点が含まれる可能性がありますが、著者の意図を尊重し、原文のまま掲載しております。
萩物産協会 会員皆様宛
一般社団法人 萩物産協会会員 皆様
令和8年9月
一般社団法人 萩物産協会
会長 篠原 充
隣の芝生は青く見える
拝啓 金風の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
先日益田市に無印良品がオープンしたので行きました。もともと益田は私が住んでいる阿武町から近いので、よく行きます。
さて、萩市と益田市は、人口規模が近く、同じ山陰地方の隣の市として、よく比較されます。私なりにいくつかのポイントで勝手に比較してみます。(施設敬称は省略します)
1.スーパー・買い物環境
萩には「アトラス」、「サンリブ」、「ビッグ」といった生活に必要なスーパーがあります。しかし、「ゆめタウン益田」や「イオン益田」のような総合的なショッピングモールがありません。「キヌヤ本店」、24時間営業ディスカウントスーパー「トライアル」もあります。ファストフードやファストファッションのチェーン店は、萩にあるものはほぼ全部、益田にもあります。逆に益田にあって萩にないものが、けっこうあります。
判定:益田市の勝ち
2.交通インフラ
「益田駅」は山口線、山陰本線が交錯する拠点駅です。本数も多く、新幹線に乗るために、JRで移動できます。そして何より「萩・石見空港」が市内にあります。
萩市は、新幹線に乗るにはバスか自家用車、宇部空港までは1時間以上かかります。
判定:益田市の圧勝
3.医療
萩医療圏の拠点として「都志見病院」「萩市民病院」他が頑張っておられます。一般的な救急医療にも対応していただいています。益田市は「益田赤十字病院(災害拠点病院・救命救急センター)」が重篤患者の受け入れも行っています。
判定:引き分け(やや益田市が優勢)
4.その他
2025年の出生数は萩市約100人に対し、益田市は倍の約200人。益田市には「ルートイン」「グリーンホテル」「マスコス」とビジネスホテルが充実。私の大好きな「町中華」や「パン屋」もあります。これら益田市の勝ち。美術館・ホールは引き分け。
歴史観光資源や景観、陶芸、水産などの文化は、萩市の圧勝。他市には真似できません。
敬具
道の駅萩往還 スタッフ宛
道の駅萩往還 従業員 各位
令和8年8月
一般社団法人 萩物産協会
会長 篠原 充
なんか知らんけど
お盆期間、みなさん本当にお疲れさまでした。GW、盆暮れ正月は、人や物があふれて、マジで泥疲れしますね。全員よく頑張りました。
今年の盆は、コロナ禍以降、久しぶりに多くのお客さんがお越しになり、売り上げも近年で一番でした。加えて、シフトがイレギュラーだったことや、長門の市場で買い付けをスタートしたりと、例年と違うことが重なりましたが、みなさん一人一人がそれぞれの持ち場でベストを尽くしてくれたおかげで、乗り切ることができました。
話は変わりますが、先日越ヶ浜の夏祭りの写真を撮ろうと、本格的な撮影機材を準備して出かけました。かつて祭り当日は、港では船が見えなくなるほど無数の大漁旗を揚げた漁船が連なり、デッキでは萩市長や水産部長、下関の市場関係者を招き、夜中まで酒盛り。舞台では地元小学生の女の子が艶(あで)やかな衣装で「巫女の舞」を披露していました。
おどろいたことに「全部中止」でした。
理由は、漁師を含め地域住民が減り「担い手がいない」ことと、「資金調達が困難」だからだそうです。
最近萩で、色々なものが「消滅」または、数年先に「消滅」しようとしています。「これまでと同じ」が無くなっています。例えば萩の青果市場の廃止。一度消滅したものは、二度と再生しません。
物産協会では、少しでも萩の地域振興になればと、萩ビズさんや漁協さん、みどりやさん等と協働し、新しい動きをスタートさせています。
なんか知らんけど、道の駅萩往還も土田新駅長のもと、お盆で色々新しい事がスタートした気がしています。
今月もありがとうございました。

