駅長の手紙 2026.2
道の駅萩往還を運営する一般社団法人萩物産協会の会員(正会員・準会員)の皆様に、毎月の精算書と一緒にお届けしている「駅長の手紙」。
ユーモアあふれる日常の話題から萩全体の課題への真面目な考察まで、毎月ジャンルを問わない多岐にわたる話題で隠れファンもたくさんいるとかいないとか。
会員皆様宛の手紙とは別に、毎月の給与明細とともに道の駅萩往還のスタッフ全員に渡している手紙もあります。こちらも日々の業務の中で生まれた気づきと、道の駅萩往還の理念を伝える駅長からのメッセージ。つまりは、道の駅萩往還の歴史そのものです。
そんな駅長の手紙を道の駅萩往還の記録として未来に残すため、公式ホームページでシリーズとして毎月掲載いたします。ぜひご一読ください。
※「駅長の手紙」における発言内容は、駅長・篠原の個人的な意見です。
※表現の一部に不適切な点が含まれる可能性がありますが、著者の意図を尊重し、原文のまま掲載しております。
萩物産協会 会員皆様宛
一般社団法人 萩物産協会会員 皆様
令和8年2月
道の駅萩往還 駅長:篠原 充
最大静止摩擦力
拝啓 梅花の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
広場に大きな石があったとします。とても大きな石で、1人の力ではどうにも動かすことが出来ません。何人かが集まって「せーのっ!」と押すと、「ズルッ!」と動き出し、そのまま何メートルか進んだとします。
物体が静止している状態で、外部から力が加わった際に、その物体が動こうとするのを妨げる力が「静止摩擦力」です。物体にさらに大きな力を加え続け、動き出す直前に、その大きさは最大となりこれを「最大静止摩擦力」と呼びます。
さらに物体が動き出した後にかかる力を「動摩擦力」と呼びます。
「最大静止摩擦力」は、動摩擦力より必ず大きく、物を動かすときにかかる最大の力です。動かすまでが大変で、動き始めれば比較的「楽」ということです。
萩という街には、大きな石がたくさんあります。どれも素晴らしい石で、これを動かせば、街が良い方向へ進むと思います。これまで当協会含め、萩の各方面の方々がその石を動かそうと努力されてきましたが、静止したままです。
私はこの2年、なんとかその石を動かす~動かし続ける方法を考えています。私の役割は、どの石を動かすのが良いか、その石を動かすための最適なメンバーは誰かを考え、チームを作ることです。そして、そのチームで石を押し、動き出す直前の「最大静止摩擦力」を超え、本当に物事が動き始めるところまでです。
動き出せば、あとは「動摩擦力」。萩の将来を担う若い20~40代の責任世代のみなさんが中心になって、思う方向に自由に動かしていけば良いと思います。
一つ目の石を動かすチームが出来ました。
敬具
道の駅萩往還 スタッフ宛
道の駅萩往還 従業員 各位
令和8年1月
道の駅萩往還 駅長:篠原 充
1日、1週間、1カ月、1年
地球に住んでいる生き物は、宇宙のリズムと同調していると感じます。地球の自転1回転が24時間。月の満ち欠けの周期が1カ月。地球の太陽の周りを1周するのが1年です。日が昇り、陽が沈む。四季が訪れる。そうした宇宙のリズムに、生物の様々な生の営みが合わさっています。
人間にとっての1日は寝て起きて、次の日「今日も頑張ろう」とか、1週間の場合は働いて休日を過ごして、今週も頑張ろうとか、気持ちのリセットにもなります。
さて、新しい年が明けました。みなさんにとって、昨年1年間はどうでしたか? 私は「あっという間の1年」だと感じます。
ところが、私は手帳にほぼ毎日、3行程度の日記のようなメモを残しています。去年の手帳をパラパラめくってみると、あっという間に思えた1年も、実に様々な事がありました。「あっ!あれもこれもみんな去年か!けっこう1年は長かったな」と驚きます。
毎年、元日に思うことがあります。1年365日は、人間にとって絶妙な期間だということです。前の年、良い事、悪い事、色々な事があったとしても、元日にリセット。新たな気持ちでスタートが切れます。「今年はあれして遊ぼう」とか「今年はあれ買おう」といった楽しい事や、今年達成したい人生の目標を立てることができます。みなさんもぜひ、仕事とプライベートそれぞれひとつ、目標を立ててください。
私の仕事の目標は、とても長くなるので書けません。プライベートの目標は、7月1日までに5㎏痩せることです。
今年も1年、よろしくお願いします。

